【プログラムは終了しました】
実施報告&アンケートは<こちら>
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審査の結果、下記の3団体が対象団体として選出され、サポート活動を開始しました
◎Zer〇(旧青木尚哉グループワークプロジェクト)
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「公演ヘルスケアサポート Ⅰ」対象公演 募集
【応募締切:2019/8/22(木)正午】延長 8月27日(火)正午まで![受付は終了しました]
ダンスや演劇等、プロフェッショナルに活躍する芸術団体の公演に、ヘルスケアの専門家で構成するサポートチームが、リハーサル期間から帯同し、芸術表現活動をサポートします。 本番だけではなく、中長期に関わることで、ケガ予防やパフォーマンスアップ につながる知識やセルフケア等も身につける機会となり、日本の芸術家が存分に実力を発揮して表現活動を続ける環境整備を推進すべく実施するものです。
2019年度から2021年度の3年度は、芸術団体等とヘルスケアチームが1年に1公演期間、2-3年に渡って関わることを想定して、対象団体を募集します。
基本料として、2万円/1年を頂戴しますが、その他の基本プログラム内の費用は不要です。
これを機に、芸術家としての心身の状態を見直したり、団体としてのヘルスケア体制を検討したり、ヘルスケアの専門家とのネットワークを築きたいとお考えの方(団体)に、ぜひご活用いただきたく、ご応募をお待ちいたします。
このプログラムにより
- 芸術家がより良いコンディションで活躍し、社会に貢献する公演活動をサポートします。
- 芸術関係者が活動環境の中にヘルスケア体制を組み入れるサポートを行います。
- 芸術家の活動基盤を継続的にサポートするスキーム構築にチャレンジします。
2019年度は、3公演を選出する予定です。
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- 2019年10月下旬から2020年3月中旬までに、東京都内において出演者が5名以上で2日以上上演する公演をおこなうこと。
- 2020年4月以降も年に2回以上の公演活動を想定していること。
- 5年以上の公演活動実績があること。
- カンパニー、個人(主宰者)、劇場など団体の組織体は問わない。
- パフォーマンスのジャンルは問わないが、パフォーマンスや作品の特性から、ヘルスケアサポートを必要としていること。
- 2019年度 2019年10月初旬~2020年3月18日
対象公演の1~2か月前から開始し公演終了の翌日までを想定。
- 2020年~2021年度 2020年5月~2022年2月まで
継続審査を2020年4月に行います
1年に1クールを目途に、2年目または3年目のサポートを行います。
各プログラム実施のスペースは、稽古場や劇場内などでご提供ください。専有スペースではなくても結構です(稽古場の隅、衣裳部屋とシェアなど可)。
◆基本構成
下記のAからEをすべて実施することを基本に、具体的なプログラム内容は団体(公演)ごとにご相談のうえ決定します。
【A.フィジカルチェック&個別相談】
プログラム開始時に、簡単な計測チェックと個別相談を実施。不調部位のみならず、可動域などの測定結果も踏まえ症状の改善、怪我予防のアドヴァイスを個別に行います。その結果は、稽古場等につく担当トレーナーと共有し、日々のケアに活用します。
実施イメージ
1回約3時間で20名程度実施 所要時間1人30分(個別相談担当2名の場合)
【B.稽古場・公演先へのケアスタッフ帯同】
のべ80時間程度。リハーサル期間や公演規模により、調整することがあります。
リハーサルから本番までの期間、団体等の指定時間に実施。
理学療法士、マッサージ師、鍼灸師、アスレティックトレーナー等(以下、便宜上「トレーナー」とする)を組み合わせて複数人を配置。原則として、トレーナーは、ニーズをヒアリングしたうえで、当方で決定します。
怪我の対処に限らず、気になる症状のチェックや、コンディショニングやスキルアップのトレーニング指導を必要に応じて行います。
日程イメージ
劇場入りから本番 4日間(1日6-8時間稼働目安)
6週前から劇場入りまで 1日3時間 週3日
合計 約80時間
※地方拠点団体が東京公演でのサポートを希望される場合は、別途相談。
【C.グループワークショップ(または講座)】
コンディショニング法や各種座学講座を各団体のニーズに応じて1回(60分~90分程度)実施。
例)「ウォーミングアップテクニック」「テーピング演習」「応急処理演習」「食事栄養講座」e.t.c
【D.緊急時の対応】
・突発的な怪我への対応、適切な医療者への引継ぎ
・感染性疾病の対応指導、投薬
・その他、出演者自身だけでなくスタッフを含めた不調に関する相談
当プログラムは、医師、理学療法士、鍼灸師、柔道整復師、アスレティックトレーナー、栄養士等が連携していますが、緊急事態が発生した場合は、近隣の医療機関へ取り次げるよう備えます。
【E.スタッフとの連携】
・公演の成功に影響を及ぼす症状については、制作スタッフや芸術監督などご指定の方に適宜情報共有を図ります。
基本料金 20,000円(税込)/1期間(年)
上記の基本プログラムを基本料金のみで提供します。
ただし、下記の場合は、実費をご負担いただきます。
- 別途病院等での治療や医薬品の案内をすることがあり、これにかかる費用はご本人負担とします
- 時間延長や基本時間に追加設定をご希望の場合は有料にて承ります
- 団体等の備品となる物品の購入や保険加入は実費をご負担いただきます
- 上記のプログラム実施のためのスペースを提供いただけること。施術の際、ベッドを使わないことも可能ですが、施術ベッド1台分程度(2メートル四方)のスペースは必要です。個室の必要はありませんが、目隠しのパーテーション等あればなお可。講座など稽古場以外での実施については応相談。
- 本事業は、トレーナーや医師等が、芸術作品やアーティストの環境への理解を深める機会でもあることをご了解いただき、当該作品の特徴やアーティストへの要望を芸術監督や演出家、制作者等からのヒアリングの場を開始時に設定ください。
- 今後のプロフェッショナルアーティストのヘルスケアの普及に向け、プログラム実施後のアンケートに必ずご協力ください。
- プログラム実施中の写真を撮影させていただきます。公開にあたっては、確認、ご承諾をいただきますので、ご協力願います。
- 当該公演の関係各位に本プログラムの利用についてご周知ください。
- 当該公演出演者に、本プログラムへのご参加をご案内下さい(ケアの利用は任意ですが、利用を希望される方は原則として、フィジカルチェックは必須です)。
※情報の公開について
本事業は、芸術界全般へのヘルスケアの普及を図る目的で実施するため、実施したプログラム内容は、個人が特定されない範囲で公開させていただきます。また、計測値を集計した統計データ等を、学会等にて報告することも想定します。団体(主宰者個人)名、公演タイトルおよび実施の様子がわかる写真は、公開の対象とさせていただきますが、プログラム実施のうえで、知り得る団体および個人情報は、本業務に従事する者が適切に管理し、その他の第三者に許可なく提供することはありません。
芸術家のくすり箱事務局へメールにてお送りください。
宛先:office@artists-care.com
タイトル:公演ヘルスケアサポート応募
締め切り:2019年8月22日(木)正午【延長】8月27日(火)正午まで
<応募要項 PDF形式> |
<応募用紙 PDF形式> |
<応募用紙 Word形式> |
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- 応募書類にて選考後、2次選考のヒアリング(面談またはスカイプ等)についてご指定のご連絡先へメールにてご連絡します。
- 2次選考のヒアリングは、応募書類締め切り日を待たずに行うことがあります。10~11月に公演がある場合などはお早めに応募書類をご提出ください。
- 最終結果は、9月20日(金)までに指定のご連絡先へメールにて通知します。
実施主体:NPO法人芸術家のくすり箱(Total Health Care for Artists Japan)
その1:平成29年度「文化力プロジェクトヘルスケアサポート基盤整備事業」報告書
平成27年~29年度 文化庁委託事業として当プログラムのモデルプランを実施し、本プログラムに反映しました。詳しくは<こちら>
その2:「ヘルスケア助成プログラム」
芸術家のくすり箱では、ケガを負ったダンサーの舞台復帰をサポートするプログラムを実施し、ダンサーならではの治療やリハビリの必要性を広く伝える活動をおこなっていました。「公演ヘルスケアサポート」は、対象を個人からカンパニー(プロジェクト)へ対象を変えた位置づけて実施します。ヘルスケア助成プログラムの概要は<こちら>。
その3:ご支援をお願いします
本プログラムは、皆様のご寄付、助成金、ご協賛および芸術家のくすり箱の事業収益を投入して実施するものです。プログラムを応援くださる方も随時募集しております。ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
- オンライン簡単寄付(クレジットカード決済はこちら↓paypalへ移動します)